2018年6月18日月曜日

2018年6月7日(木)講師:野中政宏 担当:西山友佳子

~授業内容~
✓発声(あいうえお)
✓口の運動練習
✓ナレーションに於ける間(ま)について

◎発語に意味を持たせるのと同様に、発語しない「間」にも意味を持たせることができる
 間には演出的な間というものがあります。
 ①あえて間を取ることで、聴衆の興味を引くと同時に期待感を持たせることもでき、
  これは「強調の一種」ともいえる。
 ②発した言葉が聴衆の心に染みわたってから次の言葉を発する。噛んで含める喋り方。
  ※噛んで含める喋り方とは、よく理解できるように丁寧に言い聞かせるということ。
   親が食物を噛んで柔らかくして子供の口に含ませることに由来する。

こうした演出的な間は句読点や拍ではかるものではなく、深く読み取ったからこそ芽生えてくる、聞き手に届けたい思いの結晶のような間。
仕事現場では、意図的に開けた間も、つい空いちゃった間もどちらも意図的に計算されたものとみなされてしまう。

◎応用編:体言止めの言葉を、間を使ってうまく表現する。
 体言止めの言葉遣いにしているから省かれていると思われる言葉を自分なりに憶測して原稿に足してみる。
 そしてナレーションする際に、あとから書き込んだ部分をその拍の分だけの間にする。
 そうすることによって言葉のインパクトはそのままに、粗野な感じをなくすことができ、結果的に意味のつながりによって長さが違う間も自然に生まれる。 

~感想~
私は文章に感情やニュアンスをつけるのが苦手でした。間も自分の気持ちのよいところでとっていたのですが、応用編のやり方で原稿を読むと読みやすくちゃんと意味のある間に近づきました。2回にわたって間についてレッスンしていただきましたが、間についていままで以上にもっともっと深く考えていきたいと思います。

~次回のレッスン~
p33の余談
p34心地よい「テンポ」を生み出す
 
 

2019年3月19日(火)講師:近藤ヒデシ 担当:松永月

物凄く私事なのですがPCの調子が悪く更新が遅くなってしまいました。 日がたってしまいましたが、年度末所内発表本番の日の事を振り返りながら。 本日の担当は松永月です! 当日の流れとしては。。。 環境づくり、発声、ストレッチ、通し、返し稽古…。 本番当日なので...